クラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、昨年夏に退団することもできたと話した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
ラニエリ監督率いるレスターは、昨シーズンのプレミアリーグで奇跡の優勝を果たした。だが、今シーズンは本来の位置ともいえる残留争いをしている。最近では、監督交代の噂も出ていた。
22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグでセビージャと対戦するレスター。ラニエリ監督は、英雄のまま去ることもできたと明かした。
「私は昨シーズンに出て行くことができた。タイトルを獲り、ほかのチームからの話もあった。だが、残ることに決めたんだ。難しいシーズンが待っていると分かっていたからね。私はタイトルのことを忘れる。ファン、会長、街のために素晴らしいことを成し遂げたい」
セビージャが格上であることを認めるラニエリ監督だが、「良い試合ができると確信している」と強調し、こう続けた。
「私は選手たちに90分間強さを保ち、互いをサポートすることを求めている。もちろん、ファーストレグは非常に大事だ。自分たちのサッカーをすれば、明日はとても良い試合ができるはずだね」
セビージャとのCLで健闘すれば、レスターは自信を取り戻すかもしれない。ラニエリ監督はここから良いシーズンにできるだろうか。
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