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Jリーグ 8年前

G大阪、ファビオら獲得で守備陣は充実。主将・遠藤のアンカー起用は新たなオプションに【2017補強診断】

シリーズ:2017補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

遠藤保仁が3ボランチでアンカー起用。新たな攻撃のオプションに

遠藤保仁
今季の遠藤保仁は3ボランチのアンカーでも起用されている【写真:Getty Images】

 リーグ戦とACLを並行して戦う過密日程を何度も経験しているG大阪。今季も長谷川監督が指揮することから、そこは心得ているはずだろう。

 チームの核はやはり主将の遠藤保仁になる。大ベテランの域に達した司令塔の力を最大限に引き出すため、守備の負担を減らすことが重要になる。遠藤をアンカーに置く3ボランチも実践でテストしており、今季はG大阪の新たな一面を見ることができそうだ。

 また、攻撃面には多くの選択肢がある。1トップであれば長身の長沢駿を置くか、技巧派のアデミウソンを起用するのか、2トップを組むのか。あるいは両サイドにどんなタイプのアタッカーを置くのかで攻撃の形が変わってくる。

 過密日程を考慮してシステムやメンバー構成のバリエーションを増やしながら戦うことができるようになれば、変幻自在の攻撃は対戦相手にとって脅威になるはずだ。

 昨季はU-23チームの一員としてJ3を主戦場にしていた堂安や市丸、初瀬といった勢いのある若手たちも本格的にトップチームへ殴り込みをかける。彼らの成長が先輩たちのポジションを脅かすまでになると、チームの総合力は飛躍的に向上する。

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