リオネル・メッシ(左)とネイマール(右)【写真:Getty Images】
ブラジル代表のチッチ監督は、バルセロナに所属するアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが「ブラジル出身だったらよかった」と語った。スペイン紙『アス』で話している。
ブラジルとアルゼンチンは、言わずと知れたライバル関係にある。それでも、チッチ監督はメッシへの称賛を惜しまず、以下のように話した。
「メッシがブラジル生まれだったら私は喜んでいただろう。ブラジルとアルゼンチンは最大のライバルだが、アルゼンチンは称賛に値する。メッシはとてつもない。彼のキャパシティと創造性は見事だ。ほかにはない目を持っている」
自国のエースであるバルセロナのFWネイマールにも触れた。
「ネイマールは25歳の若い選手だが、バルセロナへ移籍して選手としても一人の人間としても成熟した。私にとって、彼はリーダーだ。(バルセロナのMFアンドレス・)イニエスタが彼のことを1対1で比肩する選手はいないと言っていた。私は完全に同意だが、ネイマールは1対1だけの選手ではない。アシストの名人でもあるね」
メッシはバルセロナで多くのタイトルを手にしているものの、アルゼンチン代表ではあと一歩のところで優勝に届いていない。
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