川崎Fが所属するグループG
3年ぶりのACL出場となる川崎F。中国王者・広州恒大と同組となった【写真:Getty Images】
[出場クラブ]
川崎フロンターレ(日本:Jリーグ3位)
広州恒大(中国:超級リーグ優勝)
水原三星(韓国:FAカップ優勝)
イースタンSC(香港:香港プレミアリーグ優勝)
3年ぶりのACLとなる川崎Fにとって、最大のライバルは中国王者・広州恒大だろう。2度のアジア制覇を達成したアジア屈指のビッグクラブは、元ブラジル代表のパウリーニョやリカルド・グラール、コロンビア代表ストライカーのジャクソン・マルティネスらを擁しており、グループ突破の本命と目される。
過去に何度もJクラブの前に立ちはだかってきた広州恒大だが、決して倒せない相手ではない。2015年クラブワールドカップの3位決定戦ではサンフレッチェ広島が、2016年のACLグループステージでは浦和が勝利を収めている。2009年以来の決勝トーナメント進出を目指す川崎Fにとっては、この中国の絶対王者は叩いておきたいところだ。
水原三星は韓国FAカップ決勝で高萩洋次郎(現・FC東京)擁するFCソウルをPK戦の末に下し、2年連続となるACL出場権を獲得した。
昨季のサガン鳥栖でプレーしたチェ・ソングン、元徳島ヴォルティスのキム・ジョンミン、鹿島アントラーズや京都サンガに所属したイ・ジョンスなどJリーグに縁のある選手も多い。
香港のクラブとして史上初のグループステージ進出となったイースタンSC。チームを率いる28歳のチャン・ユンティン監督は、大会史上初の女性指揮官というで注目を浴びる。地元紙『南華早報』に、「“ビッグフィル”と会うのが楽しみ」と、広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督との対面を心待ちにしていることを明かしたチャン監督。
「どの試合もタフになるけど、私たちは進化しなければ」と、初参加となる今大会への意気込みを見せている。