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Jリーグ 8年前

Jリーグ勢、9年ぶりのアジア制覇なるか!? ライバルクラブを一挙紹介! 2017年ACLプレビュー【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Shinya Tanaka , Getty Images

浦和が所属するグループF

浦和
昨季の浦和はベスト16で敗退。今季は2007年以来のアジア制覇を目指す【写真:Getty Images】

[出場クラブ]
浦和レッズ(日本:Jリーグ2位)
FCソウル(Kリーグ1位)
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア:Aリーグ2位)
上海上港(中国:超級リーグ3位)

 2007年以来のACL制覇を目指す浦和レッズが入ったグループFは強豪が揃った。FCソウルと浦和は昨年ベスト16で対戦。PK戦の末にFCソウルが勝ち上がり、準決勝まで進んだ。昨季はリーグ戦でも2位とタイトルまであと一歩のところで泣いているだけに、今季に懸ける思いは強いはずだ。

 昨季は高萩洋次郎(現・FC東京)を擁してKリーグを制覇。オフには高萩と入れ替わりでFC東京からハ・デソンを獲得している。

 ウェスタン・シドニーはAリーグを引っ張って来た強豪であるが、2016/17シーズンは現在6位と苦しいシーズンを送っている。しかし、2014年のACLチャンピオンでもあり、アジアでの戦いを熟知しているともいえるだろう。昨年の夏にはサガン鳥栖から楠神順平が移籍しており、ここまで18試合に出場して3ゴールとチームの主力として活躍している。

 このグループで最も注目を集めそうなのは上海上港だ。昨シーズンのACLではベスト16でFC東京と対戦し、アウェイゴールの差で勝利を収めた。上海上港を率いるのはチェルシー、ゼニトなどで指揮を執ったアンドレ・ビアス・ボラス。

 選手を見れば、広州恒大時代にはJリーグの前に立ちはだかって来たエウケソン、昨年の1月には約63億円でフッキを獲得し、今冬にはチェルシーから約87億円でオスカル、さらに無所属だったリカルド・カルバーリョも加入。ヨーロッパのトップでプレーをしていた選手が所属している。

 浦和にとっては全ての試合で苦しい展開になることが予想されるが、まずはグループリーグ突破を達成したい。

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