チャン・イェンティン監督【写真:サウスチャイナ・モーニングポストのスクリーンショット】
2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、大会史上初の女性監督が誕生する。香港のイースタンを率いるチャン・イェンティン監督が、ACL史上初の女性指揮官だ。英紙『ザ・サン』などが伝えた。
2015/16シーズンの香港プレミアリーグで優勝してACL出場権を手にしたイースタンは、22日に広州恒大と敵地で対戦する。
28歳のチャン監督は、名将ルイス・フェリペ・スコラーリ監督との対戦を楽しみにしているようで、「スコラーリに会うことができて非常にうれしいです。ACLは広州のようなチームと戦うことで学び、成長する素晴らしい機会です」と述べ、「我々は自分たちのクオリティを発揮しきりたいです」と意気込んだ。
2008年から13年にかけて女子香港代表選手だったチャン監督は、2015年12月にイースタンの監督に就任。2016年4月には、チームを香港プレミアリーグ優勝に導き、「男子プロサッカーチームをトップリーグで優勝に導いた初めての女性監督」としてギネス世界記録に認定された。
イースタンは広州恒大と対戦した後、3月1日に川崎フロンターレと対戦する。
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