マルコ・ヴェッラッティ(左)とアンドレス・イニエスタ(右)【写真:Getty Images】
バルセロナの主将を務める32歳のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する24歳のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティを自身の後継者に相応しいと考えているようだ。20日に仏メディア『フランス・ブリュ』が伝えてる。
先日、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』に受けたインタビューで「もしPSGを出ていかなければいけないのならバルセロナが良い」と語ったヴェッラッティ。とはいえ、同選手の本心は移籍することではなくPSGに残留することだと述べているが、代理人のドナート・ディ・カンプリ氏は、バルセロナやレアル・マドリー、そしてイタリアのビッグクラブがヴェッラッティの獲得に関心を示していることを認めている。
その一方で、イニエスタはヴェッラッティが自身の後継者に相応しいと考えているようだ。PSGのMFブレーズ・マテュイディは、現地時間14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでバルセロナと対戦した際にイニエスタがそのように話していたと明かしている。
マテュイディは、ヴェッラッティが地面に倒れていた時にイニエスタに近づくと、「彼は君の後継者となるかもしれないぞ」と言ったという。するとイニエスタは、「そうだね、僕はそう考えているよ」と答えたと、マテュイディはインタビューで明かしている。
昨年8月に契約期間を2021年まで延長したばかりであるヴェッラッティ。しかし、近い将来には世界最高峰のMFであるイニエスタと共にプレーをし、そして、同選手から直接バルセロナの中盤の“鍵”を渡されることになるかもしれない。
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