補強は6人。静かな補強も六反、野津田ら実力者を獲得
現時点で清水が補強した選手は6人。静かなオフを過ごしたが、既存戦力への自信と信頼の表れだろうか。懸案だったGKは仙台から六反勇治を獲得。日本代表選出経験もある実力者で、最後尾からチームに貢献してくれるはずだ。
最終ラインにはポルトガルのクラブからフレイレを補強している。鹿児島キャンプでも存在感を示し、清水ではCBやボランチとして活躍が期待される。
お馴染みの攻撃陣に割って入りそうなのが野津田岳人。左足から繰り出されるパンチのあるシュートが持ち味のアタッカーで、鄭大世らとのコンビネーションが確立されれば面白い存在となる。サンフレッチェ広島で欠かせぬ存在となるためにも、武者修行中の清水で大車輪の活躍を見せたいところだ。
即戦力級の選手を獲得したとはいえ、昨シーズンの戦いがベースになる。当然、J2とJ1ではレベルがまったく違うため、選手一人ひとりのさらなるレベルアップが欠かせない。チームとしての実力を数段上げなければ、厳しい戦いを強いられそうだ。