バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間19日に行われたリーガエスパニョーラ第23節でレガネスと対戦し、ホームで2-1の勝利を収めた。FWリオネル・メッシは2得点でチームを勝利に導いたが、決勝ゴールをあまり喜ぶ様子は見せなかった。
開始からわずか4分、メッシはFWルイス・スアレスからの折り返しに合わせて先制ゴールを記録。だがその後バルサは追加点を奪えず、レガネスにもチャンスを許す展開に。71分にはついに同点に追いつかれてしまった。
それでも終了間際の89分にはFWネイマールがエリア内で倒されPKを獲得。メッシはこのチャンスを逃さず、確実にシュートを蹴り込んで決勝点となるゴールを奪った。今季合計19ゴールで、スアレスを抜いての得点ランク単独首位にも浮上している。
だが、PKでゴールを決めたメッシは走り出すこともガッツポーズを取ることもせず。周囲に集まったチームメートたちに抱きつかれても憮然とした表情のままだったバルサのエースの様子にはスペイン各メディアも注目し、「メッシはゴールを喜ばなかった」とこぞって伝えている。
バルサにとっては、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに大敗を喫したあと、良い流れを取り戻したい試合だった。だが17位のチーム相手にホームで辛勝という戦いぶりでは、メッシは祝う気分になれなかったのかもしれない。
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