ポール・ポグバとズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間19日に行われたFA杯5回戦のブラックバーン戦に2-1の勝利を収めた。試合を決めたのはMFポール・ポグバのアシストによるFWズラタン・イブラヒモビッチのゴールだった。
前半を1-1で折り返したユナイテッドは、ベンチスタートだったポグバとイブラヒモビッチを62分に投入。すると75分、ポグバが自陣内から前線へ送ったロングボールをイブラヒモビッチが受け、ゴールに背を向けた体勢から振り向きながら冷静に右足シュートをゴール右隅へ蹴り込んだ。
今シーズンからユナイテッドに加入した2人の注目選手が息の合ったプレーを見せていることは、データでも示されている。スポーツデータサイト『Opta』によれば、ポグバは今季のユナイテッドで計5アシストを記録しているが、その全てがイブラヒモビッチのゴールへのものだという。
ポグバは昨年11月27日のプレミアリーグ第13節ウェスト・ハム戦でユナイテッドでの初アシストを記録。その後ヨーロッパリーグのゾリャ戦、プレミアリーグのクリスタル・パレス戦とサンダーランド戦、そして今回のブラックバーン戦と、3ヶ月弱でイブラヒモビッチの5つのゴールをアシストしてきた。
だが裏を返せば、ポグバはイブラヒモビッチ以外の選手にアシストを供給できていないということでもある。ユナイテッドがプレミアリーグでの上位浮上やカップ戦でのタイトル獲得を成し遂げるためには、イブラとの“ホットライン“以外の形でも得点に繋がる仕事を増やしていくべきかもしれない。
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