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「ポグバは夏には世界最高額ではなくなる」。移籍金高騰を予想するモウ

text by 編集部 photo by Getty Images

ポール・ポグバ、ジョゼ・モウリーニョ
ポール・ポグバとジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、昨年夏にユナイテッドがフランス代表MFポール・ポグバを獲得した際の“史上最高額“の移籍金は今年の夏にも更新されることになると予想している。18日付の英紙『ガーディアン』などが伝えた。

 ユナイテッドは昨年夏に、1億500万ユーロ(約126億円)とされる移籍金でユベントスからポグバを獲得。2012年まで所属していた古巣に復帰したポグバは、現在のサッカー界で“世界最高額の男“となった。

 モウリーニョ監督は、その金額がポグバにとってのプレッシャーとなっていることを認めながらも、来季には状況が変わるはずだとの見通しを述べた。「次の夏には、ポグバの半分程度のクオリティーしかない選手が、同額やそれ以上の価値を持つことになるだろう。彼が注目から解放されるためにその時を待っているよ」

「2年もすれば、ポグバは安かったということが分かるだろう」とモウリーニョ監督。「夏になればいくつか驚くようなことが起きて、おそらくポグバは世界最高額の選手というステータスを失うことになる。それは良いことだと思う」

「数年前なら、2500万ポンド(約35億円)というのは怪物級の選手だった。今では一人前ですらない、有望な選手の金額だ。素晴らしい選手になるかもしれない20歳の有望株を買うために、すでにビッグプレーヤーであるかのような金額を支払っている」とユナイテッド指揮官は取引額が高騰する一方の移籍市場について語っている。

【了】

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