プレミアリーグ最速ハットトリックを記録したサディオ・マネ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのフランス代表FWケビン・ガメイロは、現地時間18日の試合でわずか4分45秒でのハットトリックを達成した。リーガエスパニョーラでは歴代2位の記録となったが、世界にはそれをさらに上回る記録も存在している。
アトレティコがアウェイでスポルティング・ヒホンと対戦した試合に、ガメイロは62分から交代出場。80分から85分にかけて立て続けに3ゴールを記録し、4-1の勝利の立役者となった。
1点目から3点目まで4分45秒という時間は、リーガの歴史上2番目に速いハットトリックだという。最速記録は、日本の鹿島アントラーズでもプレーした元ブラジル代表FWのベベット氏が保有している。1995年にデポルティボで達成した“4分“という記録だ。
他国に目を向けると、2015年5月にはセネガル代表FWサディオ・マネ(現リバプール)がサウサンプトンで“2分56秒“でのハットトリックを達成。プレミアリーグの最速記録を更新した。ブンデスリーガでは、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが2015年9月にリーグ最速となる“3分22秒“での3得点を達成している。
さらに、ギネスブックに認定された“1分30秒“という世界最速記録も存在している。スコットランドのロス・カウンティでプレーしていたFWトミー・ロスが、1964年11月のネアン・カウンティ戦で記録したものだという。国際試合においては、元日本代表FWの中山雅史(現アスルクラロ沼津)が2000年2月のブルネイ戦でマークした試合開始から3分15秒でのハットトリックがギネス記録に認定されている。
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