ミランに所属するカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
ミランに所属するエースのFWカルロス・バッカが、約束通りチーム全体にディナーをおごったようだ。17日に伊メディア『スカイ・スポルト』が伝えている。
現地時間5日に行われたサンプドリア戦で相手に先制された後に交代を命じられ、指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督に向けて苛立ちをぶつけたバッカ。その後に同監督に謝罪をした同選手は、「チームメートに謝るためにみんなをディナーに連れて行く」と約束していたが、バッカはその約束をきちんと守ったようだ。
ディナーは金曜日に行われ、チームメートが待つレストランに到着したバッカは、記者の質問に対して「僕のおごりだよ」と返答。そして、「これは、あの時の僕の態度を許してもらうためのディナーなんだ。だからみんなにお肉をご馳走する」と答えている。
しかし、ミランは現在スタッフによって考案された野菜中心の厳格な食事制限を実施中だ。肉や魚、そして糖分を含む飲料の摂取は禁止されているために、また監督から叱られるのではないかと尋ねられると、バッカは「なぜ、怒られなければいけない?」と微笑みながら答えている。
実際のところ、その場にはモンテッラ監督やスポーツディレクターのロッコ・マイオリーノ氏も出席していたために、何も問題は起こらなかったようだ。そして、左足の手術で約4ヶ月の離脱が発表されていたMFジャコモ・ボナベントゥーラも出席し、合計で40名が招待されていたと報じられている。
前節はベンチに座ったまま出場機会がなかったバッカ。果たして次節のフィオレンティーナ戦では再びスタメンに復帰し、今度は勝利に導くゴールをチームにプレゼントすることはできるだろうか。
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