アトレティコ・マドリーに所属するケビン・ガメイロ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWケビン・ガメイロが、リーガエスパニョーラ歴代2位のスピード記録となるハットトリックを達成した。18日付のスペイン紙『アス』が報じている。
現地時間18日にリーガエスパニョーラ第23節が行われ、アトレティコはスポルティング・ヒホンと対戦した。1-1の状況で迎えた62分に途中出場を果たしたガメイロは、80分にFWアントワーヌ・グリーズマンのスルーパスに抜け出すと、最後はGKを交わして勝ち越しゴールを決める。
その1分後には、相手のミスからボールを奪いそのまま持ち込んでゴール。さらに85分にも後方からのロングパスに抜け出すと2得点目と同じような形でゴール左隅にシュートを流し込み、ガメイロは4分45秒でハットトリックを達成した。
この結果、この記録は、2006年に当時バレンシアでFWダビド・ビジャ(現ニューヨーク・シティ)が達成した4分46秒という記録を上回り、鹿島アントラーズでもプレーしたベベット氏が1995年に当時デポルティボで成し遂げた4分というリーガ最速記録に次いで速い記録となっている。
また、ガメイロは、アトレティコで初めて交代出場でハットトリックを記録した選手となった。このような記録を達成したガメイロは、「亡くなって間もない僕の祖母にこれらのゴールを捧げる」と、試合後に『ビーイン・スポーツ』のインタビューで語っている。
ディエゴ・シメオネ監督がアトレティコで迎える100試合目のアウェイ戦で勝利に貢献したガメイロ。現地時間21日に行われるチャンピオンズリーグのレバークーゼン戦でも勝利に導くゴールを決めることができるだろうか。
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