マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、古巣バルセロナのルイス・エンリケ監督の去就が不安定な状況ながらも、自身が今後バルサへ復帰することは「絶対にない」と主張している。17日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
バルサを率いるL・エンリケ監督は、今シーズン末までとなっている契約を延長していない。リーガエスパニョーラで宿敵レアル・マドリーに遅れを取り、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント1回戦のパリ・サンジェルマン(PSG)との1stレグに0-4で大敗するなど苦境に追い込まれていることもあり、今季限りで退任するのではないかとの見方も強まりつつある。
だが、かつてバルサで大きな成功を収めたグアルディオラ監督は古巣の反撃を信じている。「大勝することもあれば大敗することもある。私にも起こったことだ。だがまだ90分間が残っており、どんなことも起こる可能性がある。やれるチームがあるとすればバルサだ。彼らにはそのメンタリティーがある」と、PSGとの2ndレグでの逆転への期待を述べた。
「バルセロナは今でも世界最高のチームだ」とグアルディオラ監督は主張し、メディアによる批判には釘を刺した。「ルイスや選手たちのことを多少なりとも知っている私としては、あまり色々と言い過ぎないようにするべきだと君たちにアドバイスしたい。バルサはまた戻ってきて、君たちが間違っていたと証明するからだ」
だがバルサへの強い信頼を改めて示しながらも、2012年に離れた古巣に復帰する可能性については否定。「私が監督としてバルセロナに戻ることは絶対にない。あそこでの私の時間は終わった」と言い切っている。
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