2ゴールを決めたパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
【ユベントス 4-1 パレルモ セリエA 第25節】
イタリア・セリエA第25節が現地時間の17日に行なわれ、ユベントスはホームでパレルモと対戦。パウロ・ディバラの2ゴールで快勝を収めている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ポルト戦を控えるユベントスは、ディバラの古巣であるパレルモと対戦した。ラツィオ戦以降マッシミリアーノ・アッレグリ監督が採用している4-2-3-1の布陣で挑む。指揮官はCLのためのターンオーバーも実施し、マルコ・ピアツァとステーファノ・ストゥラーロをウイングで起用する。
前半からボールを保持するユベントスは、13分に幸先よくクラウディオ・マルキージオのゴールで先制する。FKからゴンサロ・イグアインがGKと競り合ったところのこぼれ球を押し込み、マルキージオが今季セリエA初ゴールを記録した。
その後は完全に試合を支配したユベントスは40分に直接FKからディバラが強烈なシュートをゴール右上隅に蹴り込み2-0とする。後半も猛攻はやまずイグアインとディバラが1点ずつを追加し合計4ゴールを記録。試合終了間際にCKからチョチェフに1点を返されるも4-1で快勝を収めた。
これによりユベントスはホーム29連勝を達成。1955/58シーズンから1960/61シーズンに渡ってバルセロナが記録した39連勝に次ぐ欧州5大リーグで歴代2位となる偉業を達成した。
アッレグリ監督が新たに採用した4-2-3-1の布陣は、イグアイン、ディバラ、マリオ・マンジュキッチ、ミラレム・ピャニッチ、フアン・クアドラードを同時起用できることから「五つ星のユベントス」と称賛されている。パレルモ戦では主力をターンオーバーさせたが、五つ星という異名に相応しいパフォーマンスを見せつけた。
セリエAで様々な記録を打ち立て続けているアッレグリ監督率いるユベントスだが、勢いそのままにCLでもポルトを粉砕することはできるのだろうか。
【得点者】
13分 1-0 マルキージオ(ユベントス)
40分 2-0 ディバラ(ユベントス)
63分 3-0 イグアイン(ユベントス)
89分 4-0 ディバラ(ユベントス)
93分 4-1 チョチェフ(パレルモ)
【了】