バイエルン・ミュンヘンに敗れたアーセナル【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の1stレグに大敗を喫したことで、アーセナルのファンの多くはもはや準々決勝進出を諦めているようだ。ホームでの2ndレグのチケットが大量に売りに出されているという。16日付の英紙『ミラー』が報じた。
アーセナルは現地時間15日に行われた試合でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、アウェイで1-5と大敗する結果に終わった。3月7日にホームでの2ndレグを残しているとはいえ、逆転の可能性はきわめて小さなものとなったと言わざるを得ない。
奇跡の逆転を信じて声援を送るサポーターもいるだろうが、全てがそうではない。1stレグの大敗直後から、本拠地エミレーツでのリターンマッチのチケットが数千枚も売りに出されているようだ。
『ミラー』によれば、1stレグの試合前の時点では、クラブ公式のオンラインチケット交換サイトで2ndレグの試合のチケットは全く手に入らない状況だったという。だが大敗に終わった試合の直後から多くのチケットが売りに出され、15日夜遅くの時点ではスタジアムの大半のセクションで「残席あり」の状態になったとのことだ。
アーセナルにとってCL決勝トーナメント1回戦はまさに“鬼門“であり、昨シーズンまで6年連続でこのラウンドでの敗退を味わっている。7年連続の敗退が濃厚となり、アーセン・ヴェンゲル監督への批判の声も強まっている状況だ。
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