ボーンマスにレンタル中のジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アーセナルから現在ボーンマスへレンタルされているMFジャック・ウィルシャーの獲得を本格的に検討するかもしれない。同監督の“愛弟子“であるMFシャビ・エルナンデスはそう予想している。
アーセナルで将来を嘱望されていたウィルシャーだが、相次ぐ負傷の影響もあってポテンシャルを発揮しきれず、今季はボーンマスへレンタルされることになった。レンタルの満了する夏以降の去就は不透明であり、シティが獲得に関心を抱いているとも報じられていた。
「技術的には、彼はペップの大好きなタイプの選手だ」とシャビは『フォックス・ラテンアメリカ』に話している。「負傷だけが唯一の問題だった。それさえなければ、彼は世界最高のMFの一人になっていたはずだ。今はコンディションに問題もなさそうだ。夏に(獲得の)チャンスがあるのなら、ペップは本格的に考えるはずだ」
かつてバルセロナに在籍し、グアルディオラ監督のもとでプレーしていたシャビは、チャンピオンズリーグで対戦したウィルシャーのプレーに衝撃を受けたという。「2011年にアーセナルと戦った時、バルセロナの誰もが強い印象を受けた。僕もそうだし、ペップもそうだった。彼について話をしたこともあるし、簡単には忘れられないようなパフォーマンスだったよ」
今シーズン終了後には契約が残り1年となることもあり、アーセナルの側にもウィルシャーへのオファーが届けば応じる意思があるのではないかとみられている。来季はグアルディオラ監督の率いるシティでプレーする可能性もあるのだろうか。
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