スソ【写真:Getty Images】
ミランは現地時間13日に行われたセリエA第24節でラツィオと対戦し、1-1で引き分けた。終盤に貴重な同点弾を挙げたFWスソは、クラブ公式メディア『ミランTV』でチーム全員で得た勝ち点だと強調している。
敵地での一戦で苦しんだミランは、1点ビハインドで終盤に突入した。それでも85分、スソが3人の相手DFに囲まれながらも見事な個人技でゴールを奪い、ミランは勝ち点1を手にしている。
チームを救ったスソは、「疲れたよ。僕たちは強いチームを相手にとても良い試合をした。僕たちは諦めなかったけど、相手は良い時間にゴールを決めたね。前半は厳しかったけど、後半になって良くなった」とコメント。「僕は最後まで自分にできることをやっていく」と語った。
次節はミランを勝ち点1差で追う8位フィオレンティーナとの一戦だ。スソは「次の試合まで1週間の準備期間があるね。今日は負けないことが大事だった。フィオレンティーナ戦では勝ち点3が必要になる。勝つことができたら、僕たちは正しい道を進んでいるということだ」と、早くも前を見ている。
シーズン序盤戦で活躍したスソは、最近の試合でそのパフォーマンスに陰りが見えていた。だが、ラツィオ戦の得点で再び勢いづきそうだ。この試合でも出番がなかったFW本田圭佑はより厳しい立場に立たされているのかもしれない。
【了】