「勇気を持ってやるだけ」「やり続けていくしかない」(香川)
ダルムシュタット戦はチーム全体のパフォーマンスが悪かったため、その試合の内容だけで香川がベンフィカ戦で先発かベンチスタートかを判断することは難しい。ダルムシュタット戦の惨敗と、過密日程の中で、再びローテーションが組まれる可能性はある。試合後には、試合でアシストやゴールを残すためには「必ず段階がある」と語った香川。
「その段階は自分の中では練習から積んでいるつもりですし、後はそれを本番のピッチで表すために、勇気を持ってやるだけだと思っているので、そういう意味では少し今日は難しい展開になりましたけど、また1試合、次の試合に向けて準備していくしかない」
練習では、手応えを感じている。
「コンディションはいいです。いい練習に取り組めて、日々、どの試合に向けても準備はできているので。なので次の試合に向けてまた…まあ、いくらいい準備ができても、それですんなり結果が付いてくるほど、甘い世界ではないので。だから、やり続けていくしかないんじゃないかなと思います」
勇気を持ってやり続けていけば、チャンスは巡ってくるはずだ。
(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)
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