モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
モナコで頭角を現しているU-19フランス代表FWキリアン・ムバッペは、活躍に対して称賛を集めながらも、自分はまだトップレベルのスター選手には程遠いと語った。12日付の仏紙『フィガロ』などがコメントを伝えている。
2015年12月にクラブ史上最年少の16歳でモナコのトップチームにデビューしたムバッペは、今季は出場機会を増やしてさらに躍進。現地時間11日に行われたリーグアン第25節のメス戦ではリーグ史上2番目の若さでのハットトリックを記録し、さらに大きな注目を集めることになった。
だが18歳の若者は、周囲の熱狂にも冷静な様子を見せている。「(称賛されることについて)全く何も考えていないよ。単純に、僕はまだ怪物なんかじゃないからね。怪物というのはクリスティアーノ・ロナウドや(リオネル・)メッシ、ネイマールのことだ。僕はまだまだ遠いよ」とメスとの試合後に語った。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ムバッペを「ティエリ・アンリと似たような才能を持った選手」と評し、獲得に関心を抱いていることを認めている。ほかにもマンチェスター・ユナイテッドやリバプールなどが関心を寄せているという若きスターは、今後の動向が大いに注目されることになりそうだ。
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