レスター・シティのキャスパー・シュマイケル【写真:Getty Images】
レスター・シティのデンマーク代表GKキャスパー・シュマイケルの獲得を目指し、アーセナルとリバプールが争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。12日付の英紙『デイリー・スター』が伝えている。
2011年に当時2部だったレスターに加入したシュマイケルは、6年間にわたり不動の守護神としてゴールを守り続けてきた。昨シーズンにはプレミアリーグ優勝の快挙に大きく貢献し、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した父のピーター・シュマイケル氏に続き、史上2組目となる親子でのプレミアリーグ制覇を成し遂げた。
すでに30歳と若くはないが、その活躍にはビッグクラブも目をつけているようだ。ともにGKに不安を抱えるリバプールとアーセナルが来シーズンに向けて獲得を検討しているという。また、シュマイケルがプロデビューを飾った古巣であるマンチェスター・シティも状況を注視していると伝えられている。
リバプールはベルギー代表GKシモン・ミニョレとドイツ人GKロリス・カリウスがいずれも絶対的な存在ではなく、冬の移籍市場でもシュマイケルへの関心が噂されていた。一方のアーセナルはペトル・チェフという守護神がいるものの、今季終了時には35歳という年齢から、クラブは後継者の補強の必要を感じているかもしれない。
リバプールとアーセナルは、シティからトリノにレンタルされているイングランド代表GKジョー・ハートに関心を抱いているとも報じられていた。夏の移籍市場では同じターゲットを巡って争うことになるのだろうか。
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