PK失点のないバルセロナ【写真:Getty Images】
バルセロナは、リーガエスパニョーラで相手チームにPKを与えていない期間が1年間を過ぎることが確定した。12日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
バルサが国内リーグで最後にPKを与えたのは、昨年2月14日に行われたセルタ戦。PKで1-1の同点にされたが、最終的に6-1で大勝した試合だった。以来36試合を戦って一度も相手チームにPKを与えてはおらず、11日に行われたアラベス戦もPKなしで切り抜けたことで、1年間を経過することが確定した。
現在のスペイン国内では最長記録であり、今季に入ってからリーグ戦でPKを一度も取られていないのはバルサとエスパニョールのみ。いわゆる欧州5大リーグではほかにドイツのボルシア・ドルトムント、バイエルン・ミュンヘン、レバークーゼンだけが今季リーグでPKを取られておらず、プレミアリーグ、セリエA、リーグアンでは全チームが少なくとも一度以上相手にPKを与えているという。
バルサはリーガ以外ではPKを取られた試合もあり、この1年間でスペイン・スーパーカップのセビージャ戦、チャンピオンズリーグのセルティック戦、コパ・デル・レイのアトレティコ・マドリー戦の計3本。だがそのいずれもゴールにはならず、リーガ以外の試合を含めてもバルサはこの1年間PKでの失点がないということになる。
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