ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、噂されている自身の去就について語った。11日に行われた記者会見での発言を伊メディア『スカイ・スポルト』などが伝えている。
先日、クラブと今季限りで退任することで合意したとも報じられたアッレグリ監督。同監督は、来季からはプレミアリーグのクラブで指揮を執ることになるのではないかと噂されており、イタリアでもアッレグリ監督の後任候補の名前が噂されている。
しかし同監督は、このような噂について「憶測にしか過ぎない」と言い放った。
「私が一度も言ったことがないことをどのように否定し、また、存在しないことをどのように肯定すればいい? 私はまだ1年半契約が残っているし、ここで上手くいっている。時が来ればクラブと会って話をするが、それ以外の事は憶測にしか過ぎない」
また、現地時間12日に行われるセリエA第24節カリアリ戦は、アッレグリ監督にとってユベントスの指揮官として迎えるリーグ戦100試合目となる。そこで、同監督は今後もユベントスで指揮を執り続けたいとも述べた。
「まだ後300試合~400試合ここで指揮を執りたいね。万一何かが上手く行かなければ、まず先にそのことを知るのはクラブだと私はずっと言っているはずだ」
今季限りで退任する可能性があるとされているアーセン・ヴェンゲル監督の後任としてアーセナルが密かにリストアップしている候補の一人だともされているアッレグリ監督。しかし、ヴェンゲル監督の去就も不透明な中、果たして今後どのような展開を迎えることになるだろうか。
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