ナポリのドリース・メルテンス【写真:Getty Images】
ナポリに所属するベルギー代表FWドリース・メルテンスは、中国から巨額のオファーを受けていたが誘いに応じなかったことを明かした。ベルギー紙『ヘット・ニウスブラット』によるインタビューで話している。
メルテンスは今季セリエAで得点ランク2位タイの16ゴールを挙げ、上位を争うナポリの戦いに大きく貢献している。その活躍に目をつけた中国のクラブが、巨額の報酬を提示して引き抜きを試みていたようだ。
メルテンスはオファーに対して関心を持ち、応じるかどうかを検討したことを認めている。「アジアの文化を知りたいとは思う。サッカー以外の経験に関してなら、アジアは一番行きたいと思う場所だ。妻と一緒に情報を集めて、プラス面とマイナス面について考えたよ。スモッグがたくさんあるし、料理が問題になる可能性もあった」
条件面に関しては、やはり相当な金額が提示されていたようだ。「本当に大きな金額だった。1日考えて、最終的には断ったけどね。ひとつ断言できるのは、そういう金額に対してノーと言うのは本当に難しかったということだ。子供たちだけでなく孫たちまで安心して暮らせるようなものだったからね」
ナポリに残ることを決めたメルテンスは、現地時間10日に行われたセリエA第24節のジェノア戦でも1アシストを記録するなど勝利に貢献。15日にはチャンピオンズリーグでのレアル・マドリー戦に臨む。
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