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レアルなどでプレーした元オランダ代表、29歳で引退し”ラッパー”に転身

text by 編集部 photo by Getty Images

ロイストン・ドレンテ
エバートン在籍時のロイストン・ドレンテ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーなどでもプレーした元オランダ代表のロイストン・ドレンテは、29歳で現役を引退することを表明した。今後は“ラッパー“としての音楽活動に専念することになる。

 ドレンテはフェイエノールトで選手としてのキャリアをスタートさせ、2007年には同じオランダのMFヴェスレイ・スナイデルとともにマドリーに加入。公式戦65試合に出場し、その後プレミアリーグのエバートンやロシア、トルコなどでもプレーした。2010年にはオランダ代表として1試合に出場している。

 2015年から在籍していたUAEのバニヤスを昨年夏に退団してフリーになっていたが、新たなクラブは決まらず。だがドレンテは20代にして早くも新たなキャリアへの準備を進めていたようだ。今週には、「Roya2Faces」の名義でラッパーとして新曲をリリースすることをインスタグラムの自身のアカウントで発表していた。「Paranoia」という名の新曲は8日からYouTubeで視聴可能となっている。

 翌9日にはオランダメディアに対し、現役引退の意思も明言した。「サッカーはもうやめたよ」と語るドレンテの様子をオランダ『フットボール・インターナショナル』が伝えている。愛着を持つ古巣フェイエノールトから誘われたとすればどうするか、との質問にも「返事はノーだ。もう決めたことだからね。本当にやめたんだ」と答えた。

【了】

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