ついにジョン・エルカン氏も参戦【写真:Getty Images】
ユベントスの親会社『EXOR』の会長を務めるジョン・エルカン氏が、インテルの姿勢を“口撃”した。伊紙『ラ・スタンパ』などが伝えている。
インテルとユベントスは、5日に行われたセリエA第23節で対戦してから舌戦が続いている。0-1で敗れてリーグ戦の連勝が7で止まったインテルは判定への不満を繰り返しているところだ。
エルカン氏は9日、「観戦に行っていた。とても素晴らしい試合だったね」とインテル戦について語ると、「インテルが良いプレーをしているところが見られたのはポジティブだ。たくさんの論争を生んでいることは残念だよ」とコメント。「ユベントスの方が勝利にふさわしい良いゲームをしていた」と強調している。
さらに同氏は、「いまだにインテルが負けることを学んでいないことには驚きがある。今はもう慣れていてもおかしくないのにね」と述べた。
これに対してインテルは9日夜、公式サイトで反論。「ユベントスが我々について話し続けることは理解に苦しむ。我々は適切な形、正しいアプローチで、我々にとって、そしてセリエAにとって重要な一戦の判定について疑問の余地があったという議論をしようとした。誰にでもそれぞれの歴史がある。我々は自分たちの歴史を誇りに思っている」と声明を出した。
公式戦2連敗中のインテルは、再び平常心を取り戻して追撃態勢をとれるだろうか。
【了】