ネルシーニョ体制3年目の昨季は手応えあるシーズンに
ネルシーニョ体制2年目となった昨季は、悲願のタイトル獲得を狙ったシーズンとなった。しかし、藤田直之の相方となるボランチが定まらず、チームの核を作り出すことができなかった。失点を重ねてしまい、ファーストステージでは12位と苦しんだ。
セカンドステージでは柏レイソル時代にネルシーニョ監督の指導を受けた橋本和を浦和レッズ、大型ボランチのニウトンをインテルナシオナウから獲得すると、守備の安定に加えて攻撃陣が爆発。レアンドロが19得点で得点王に輝き、ペドロ・ジュニオールと渡邊千真も2ケタ得点を記録した。
ステージ優勝争いを繰り広げ、浦和や川崎フロンターレといったチームをホームで破った2016年。ネルシーニョ監督の3シーズン目は、タイトル獲得へ向けてチームとして手応えを掴んだシーズンとなったはずだ。
2017シーズン 選手の補強一覧
【次ページ】実績十分な選手を補強。悲願の初タイトルへ現実味