ソフトバンクはスポナビライブの料金を改定したことを発表した【写真:Getty Images】
ソフトバンク株式会社は8日、3月16日から「スポナビライブ」がフルHD対応などの機能拡充にともない料金を改定することを発表した。
スポナビライブはプレミアリーグやリーガエスパニョーラの他、野球やテニスなどのスポーツを配信する動画サービス。これまでは通常料金が月額3000円(税抜)で、ソフトバンクの加入者は月額500円(税抜)で利用することができた。
料金改定後はフルHD対応となるうえ、通常料金が月額1480円(税抜)に値下げとなり、ソフトバンクやワイモバイル、「Yahoo!プレミアム」の加入者は月額980円(税抜)となる。また、Amazon Fire TVやAndroid TVなどのデバイスを利用してテレビ視聴も可能となる。
なお、すでにスポナビライブに加入しているソフトバンク利用者は、3月16日以降も同額の月額500円でサービスを継続できる。フルHD対応ではなく、HD対応のままとなる。
同日には株式会社NTTドコモがライブストリーミングサービス「DAZN」との協業を発表。通常のDAZNの料金は月額1750円だが、ドコモの利用者であれば月額980円で利用できる「DAZN for docomo」を発表したばかりだった。
競合他社と同日のサービスを発表したソフトバンクだが、同社の広報担当に取材をしたところ、「以前から検討していたサービスだったが、いつにするかというところでこの日(ドコモとDAZNの協業が発表された日)にさせていただいた」と答えており、ドコモを意識したリリースであることを明言した。
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