ウィコム・ワンダラーズに所属するアデバヨ・アキンフェンワ【写真:Getty Images】
英4部のウィコム・ワンダラーズに所属する34歳のFWアデバヨ・アキンフェンワは、中国からオファーが来れば断るつもりはないようだ。7日付の英紙『デイリースター』が報じている。
今冬だけでも数多くの選手が移籍した中国。最近ではユベントスに所属するMFエルナネスが間もなく河北華夏へ移籍するとみられているが、体重100kgを超える巨漢の大男として知られるアキンフェンワも中国行きには乗り気のようだ。
とはいえ、アキンフェンワにはまだどこからもオファーは届いていない。そして、中国の移籍市場は今月末まで開いているためにこれからオファーが届く可能性はあるが、万一オファーが提示されるとしても、アキンフェンワではなく、同選手の妻が首を縦に降らなければ移籍は実現しないという。
「現時点ではオファーは届いてはいない。中国は遠いけれど、僕はどんな選択も拒みはしないよ。正気なら、絶対に行かないなんて言えないね。でも、僕の妻がどのように考えているかは分からない。全てを決めるのは彼女なんだ。正直に言えば、お金だけの問題じゃない」
しかし、これまで数多くの選手たちが中国への移籍を選択した最大の理由とされているのが、規格外に高い年俸だ。これに関してアキンフェンワは、誰もがオファーを断り難いはずだと述べている。
「僕は34歳だ。もし誰かが僕を笑わせるようなオファーを提示すれば、その時は分からない。お金に無関心なわけじゃないし、高額な年俸を検討しないなんて者がいるとすれば、そいつはどうかしている」
中国からのオファーを待つアキンフェンワ。果たして同選手のもとにオファーは届くだろうか。
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