判定に不満のルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間7日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリーと1-1で引き分け、2試合合計3-2で決勝進出を決めた。しかし、決勝に出場できないFWルイス・スアレスは判定に不満がある様子だ。スペインメディアが伝えた。
43分に先制点を決めたスアレスは、1-1とされて迎えた87分にイエローカードを提示されると、90分には2度目の警告を受けて退場となった。空中戦の際に相手にひじが当たったことでイエローカードに相当するファウルと判定されている。
だが、スアレスは納得していない。「2枚目のカードは笑ってしまうよ。レフェリーが望んだことなんじゃないかな。ファウルですらなかった。上訴することだってできると思う」と不満をあらわにしている。
ルイス・エンリケ監督も同じ意見のようで、「上訴することに同意する」とコメントした。だが、「過去を振り返って、そうすることが我々にとってプラスになるか考えていく」とも語り、上訴を明言することは避けた。
バルセロナはこの試合の57分にセルジ・ロベルトも退場した。スアレスの処分が取り消しにならなければ、5月の決勝は2人を欠いて戦うことになる。
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