リバプールに所属するジョエル・マティプ【写真:Getty Images】
現地時間5日にアフリカネーションズカップ決勝の試合が行われ、カメルーン代表はエジプト代表と対戦し2-1の勝利をおさめた。この結果、カメルーンは5度目の優勝を果たしている。この一報を聞き、リバプールに所属するカメルーン代表DFジョエル・マティプは招集辞退したことを後悔しているようだ。6日に英紙『エクスプレス』が報じている。
アフリカネーションズカップに参加するカメルーンは、大会が始まる前にマティプに対して招集をかけていた。しかし、マティプはクラブの活動に専念することを選択、負傷などを理由に招集を辞退している。この決断についてマティプは「簡単な決断ではないが、リバプールに集中したいと思っている。ここにいたいんだ。リバプールに集中したいので、決断しなければならなかった。正しい決断をしたと思っている」と語っていた。
一時、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により”別段の合意がない限り、辞退した期間にクラブでプレーする資格がなく、さらに5日間の追加期間を要する”ことになると報じられていたが、結局リーグ戦に出場することはできている。
しかし同紙によると、マティプは「カメルーンのためにプレーしていないことを後悔している」とのこと。カメルーン代表を率いるヒューゴ・ブルース監督も「我々と一緒に来ない選手との間で、これまでに多くのトラブルがあった。彼らが下した決断だから仕方ない。しかし、おそらく自分自身に対して”どうして僕は一緒に行かなかったんだ…?”と思っているに違いない」と語っている。
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