日本代表主将はドイツで“カイザー”に。過去にはGKも
フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
■長谷部誠(フランクフルト)
〔プレー可能ポジション〕
ボランチ、右サイドバック、右サイドハーフ、センターバック、トップ下
“和製カカ”として名を馳せた浦和レッズでは攻撃的なボランチとして評価を上げてヴォルフスブルク移籍を果たすが、その後はドイツ屈指のユーティリティプレーヤーと化す。
ヴォルフスブルクではフェリックス・マガト監督のもと右サイドハーフやトップ下でも起用されるようになる。過去には味方GKが退場になった際に“鬼軍曹”マガト監督からゴールマウスを託されるなど、その万能性が買われた。
また今季はニコ・コバチ監督のもと3バックのリベロにも抜擢され、“カイザー”(皇帝、の意)と称されるようになる。先日の試合ではPKキッカーを任されるなどチームの信頼も十分だ。
地元紙のインタビューでは、「僕はフレキシブルな選手なんです。もう一度ゴールだって守りますよ」と答えていたが、日本代表キャプテンはまさに世界に誇るユーティリティプレーヤーと言えるだろう。
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