バイエルン・ミュンヘンのドグラス・コスタ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表FWドグラス・コスタは、中国や欧州他国から多数のオファーが届いていることを認め、移籍の可能性を示唆している。5日付の独紙『ビルト』がインタビューを伝えた。
バイエルン加入1年目の昨シーズンには大きなインパクトを与えたD・コスタだが、必ずしもポジションは保証されていない。フランク・リベリやアリエン・ロッベンらとの激しい競争もあり、ベンチスタートとなる試合もある。
D・コスタはバイエルンでの現状について「完全に満足しているわけではない」とコメント。現時点ではバイエルンを離れることを考えているわけではないとしながらも、オファーの存在も明かしている。
「中国からは数百万(ユーロ)のオファーがいくつかある。欧州のビッグクラブからもオファーがあり、イングランド、スペイン、フランスのチームから接触があった」とD・コスタは語る。「イングランドは世界最大のリーグのひとつだと思う。僕にとっては世界最高のリーグだ」と特にプレミアリーグへの関心を示唆している。
『ビルト』は、バイエルンがD・コスタを放出する場合の新戦力候補として2人のドイツ代表若手選手の名前を挙げている。昨年夏にアーセナルからブレーメンへ移籍した際の取引にバイエルンが絡んでいたとも報じられるセルジュ・ニャブリと、レバークーゼンのユリアン・ブラントの2人だ。
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