ラツィオで引退したミロスラフ・クローゼ氏【写真:Getty Images】
昨年現役を引退した元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏は、ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督からスタッフ入りを誘われていたことを明かした。5日付の独誌『キッカー』がインタビューを伝えている。
ドイツ代表の歴代最多得点者であり、ワールドカップ通算最多得点の記録も保持するクローゼ氏は、昨年夏にラツィオを退団して現役引退。現在はドイツ代表コーチを務めている。
現役引退を決める1年前には、ドルトムントからもコーチなどへの就任の打診を受けていたようだ。「トーマス・トゥヘルとサッカーについて話をした。2015年にドルトムントが私との契約を望んできた時のことだ」とクローゼ氏。だが「主に家族のために」イタリアに残ることを選び、ラツィオでのプレー続行を決めたという。
将来的には、ブンデスリーガのクラブで監督を務めたいという意欲も口にしている。「もちろん、監督をするならブンデスリーガで指揮を執りたいと思うものだ。ブンデスリーガが目標であるべきだ。私の目標でもある」と語った。
【了】