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浦和、DFイリッチの母国復帰を発表。日本での出場はACL1試合のみ

text by 編集部 photo by Getty Images

ブランコ・イリッチ
浦和を去るブランコ・イリッチ【写真:Getty Images】

 J1の浦和レッズは6日、DFブランコ・イリッチが母国スロベニアのNKオリンピア・リュブリャナへ完全移籍することを発表した。

 現在33歳のイリッチは昨年1月にカザフスタンのFCアスタナから浦和に加入。スロベニア代表で60試合以上に出場し、アスタナの主力としてチャンピオンズリーグでも戦った経験豊富な選手だった。

 だが2016シーズンを通してJ1での試合出場はなし。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループステージ最終節に先発で出場したが、その1試合が浦和での唯一の公式戦出場となった。先月11日に発表された新体制では背番号「31」で引き続きメンバーに含まれていたが、母国への復帰が決まった。

「残念ながら、来日してからケガをしてしまい、なかなかうまくいかず、みなさんにもご迷惑をおかけしてしまいました」とイリッチはクラブ公式サイトでコメント。それでも「浦和レッズの一員ではなくなったからといって、このチームへの愛が消えることはないですし、選手、コーチングスタッフ、ファン・サポーターのみなさんにタイトルを一つでも多く獲ってほしいと願っています」と1年間所属したクラブへの感謝を述べている。

【了】

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