マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、先発のポジションを失う危機に立たされている。現地時間5日に行われたスウォンジー・シティ戦では2試合連続の交代出場となった。試合後のコメントを英紙『インディペンデント』などが伝えている。
2011年の加入以来シティのエースストライカーとして活躍を続けてきたアグエロは、今季もチーム最多の11ゴールを記録。だがジョゼップ・グアルディオラ監督のもとではエースの座が安泰ではなくなりつつある。
1日のウェスト・ハム戦に続いてスウォンジー戦でもベンチスタートとなり、残り数分での交代出場にとどまった。アグエロに代わって先発に起用された新加入のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは前節の初ゴールに続いて2得点を記録し、チームを2-1の勝利に導いている。
ここのところ噂され続けていた移籍への憶測がさらに強まることは避けられない状況だ。アグエロは試合後に、「来シーズンもここに残りたい。移籍することは考えていない。今後の3ヶ月でできる限りチームを助けたい」と話しているが、「それからクラブが僕に対してどうしたいのか見てみよう」とも付け加え、移籍の可能性を完全には排除しない様子を見せている。
アグエロに対してはレアル・マドリーからの関心が噂されているほか、中国への移籍の可能性があるとみられるFWジエゴ・コスタの代役としてチェルシーが獲得に動くのではないかとの見方もある。
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