ダルムシュタット戦でPKを決めた長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠は、現地時間5日に行われたブンデスリーガ第19節のダルムシュタット戦でPKによる先制ゴールを記録した。5日付の独紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』が試合後のコメントを伝えている。
フランクフルトではエースのFWアレクサンダー・マイアーがPKキッカーを担当していたが、今季は開幕戦のシャルケ戦と第15節ヴォルフスブルク戦でいずれも失敗。ニコ・コバチ監督は長谷部へのキッカー変更を決断していた。
「3週間前に、次のPKは僕が蹴るということを監督が決めました」と長谷部。「ブンデスリーガでは初めてですが、決まってくれて良かったです。ダルムシュタットの守備が良くて大変でしたが、粘り強く戦って最後の15分に報われました」と勝利を喜んでいる。
74分に長谷部のPKで先制したフランクフルトは、83分にFWアンテ・レビッチもゴールを加えて2-0で勝利。2試合連続の完封勝利で3位を守っている。
長谷部の得点は今シーズン初めてで、ブンデスリーガ通算7点目。フランクフルトでは昨季の1ゴールに続いて2点目だが、前回の1点もダルムシュタット戦でのものだった。
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