ゴールを決めたフアン・クアドラード【写真:Getty Images】
【ユベントス 1-0 インテル セリエA 第23節】
イタリア・セリエA第23節が現地時間5日に行なわれ、ユベントス対インテルの“イタリア・ダービー”が行われた。フアン・クアドラードのゴールによりユベントスが1-0で勝利をおさめている。
未消化分を1試合残した状態でありながら、暫定的に2位に浮上したナポリと3ポイントの差をつけて首位に立っているユベントス。そのユベントスは今節、ミッドウィークに行われたイタリア杯(コッパ・イタリア)準々決勝で公式戦の連勝記録が9でストップしたものの、リーグ戦で7連勝中と好調を維持しているインテルをホームに迎えた。
この試合でもユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、2節前に変更した4-2-3-1の布陣を採用。前節のサッスオーロ戦と同様のフォーメーションでこの試合に挑んだ。
一方、コッパ・イタリア敗退から巻き返しを図りたいインテルのステファノ・ピオリ監督は、3-4-2-1の布陣に変更。サイドにカンドレーバとダンブロージオを置き、1トップ・イカルディの背後にジョアン・マリオとぺリシッチを配置した。一方、長友佑都はベンチスタートとなっている。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ユベントス(4-2-3-1)
GK:ブッフォン
DF:リヒトシュタイナー、ボヌッチ、キエッリーニ、A・サンドロ
MF:ケディラ、ピャニッチ、クアドラード、ディバラ、マンジュキッチ
FW:イグアイン
インテル(3-4-2-1)
GK:ハンダノビッチ
DF:ムリージョ、メデル、ミランダ
MF:カンドレーバ、ガリアルディーニ、ブロゾビッチ、ダンブロージオ、J・マリオ、ペリシッチ
FW:イカルディ
立ち上がりにチャンスを作ったのはユベントス。12分にはディバラがクロスバーに直撃させるシュートを放ってゴールを脅かす。反対にインテルは、37分に右CKからぺリシッチが頭で合わせるも、ブッフォンに弾き返された。
そして迎えた前半終了間際、ユベントスがエリア左手前でフリーキックのチャンスを獲得すると、ピャニッチが蹴ったボールはハンダノビッチの手に触れてクロスバーに直撃。これにより45分にユベントスが左CKを得ると、クリアされたボールを拾ったクアドラードがエリアの外から強烈なミドルシュートを突き刺し、ユベントスが先制に成功する。
後半になってもユベントスは攻撃の手を休めない。54分にはエリア内に抜け出したピャニッチがシュートを放つも、ここはハンダノビッチがファインセーブで防ぎ切った。
何としてでも追いつきたいインテルは57分、カンドレーバとブロゾビッチに代えてエデルとコンドグビアを投入。さらに79分には、J・マリオに代えてパラシオを送り出した。
しかし、その後に試合は動かず試合終了。1-0でインテルを下したユベントスは、この勝利でセリエAでのホーム戦の連勝記録を28に伸ばした。一方敗れたインテルは、リーグ戦の連勝が7でストップしている。
【得点者】
45分 1-0 J・クアドラード(ユベントス)
【了】