アーセナルのエクトル・ベジェリン【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたプレミアリーグ第24節のチェルシー戦で頭を強打したアーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンだが、幸い大事には至らなかったようだ。試合翌日には本人がツイッターでコメントを述べている。
ベジェリンはチェルシー戦の前半13分、自陣ゴール前での浮き球を相手DFマルコス・アロンソと競り合った際に負傷。アロンソの肘を顔面に受けたあと、受け身を取れずに落下して後頭部を強打した。そのまま交代を余儀なくされピッチを後にしている。
ベジェリンと競り合ったアロンソはヘディングでチェルシーの先制点を記録したが、アーセン・ヴェンゲル監督は試合後に「100%ファウルだったと思う」と不満をあらわに。ベジェリンの状態については、ゴールを決められたかどうかも覚えていない様子だと話していた。
試合の後半にはベジェリンはベンチに戻り、深刻な影響はない様子をうかがわせていた。5日にはツイッターで「色々とメッセージをありがとう。家で順調に回復しているよ。すぐにピッチに戻って、チームの反撃を助けたい」とコメントしてファンを安心させている。
ベジェリンが大事に至らなかったのは不幸中の幸いだが、アーセナルはこの試合に1-3で敗戦。首位のチェルシーに12ポイントの差をつけられ、残り14試合で逆転優勝を狙うのは非常に厳しい状況に追い込まれている。
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