アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、PKでの苦戦が続いている。現地時間4日のレガネス戦でもペナルティースポットからのシュートを決められず、アトレティコ加入以来7本のPKのうち5本目の失敗となった。5日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。
レガネス戦では前半15分にFWフェルナンド・トーレスが倒されてアトレティコがPKを獲得。グリーズマンのシュートは相手GKにセーブされたが、トーレスがこぼれ球を押し込んで先制点を奪った。トーレスはもう1点を加え、試合は2-0でアトレティコが勝利している。
グリーズマンは今季チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン・ミュンヘン戦とリーガのバレンシア戦でもPKを失敗。昨季CL決勝のレアル・マドリー戦での失敗なども含め、アトレティコでは試合中に計7本のPKを蹴って5本を失敗したことになった。なおPK戦では3度キックを担当し、3本とも成功させている。
スペイン紙『マルカ』英語版は、「グリーズマンをPKキッカーから外すべきか?」との記事も掲載し、他のキッカー候補がグリーズマンより高い成功率を記録していることを伝えている。
また、スペインラジオ『カデナ・コペ』が伝えたところによれば、アトレティコはリーガの歴史上最もPKを失敗しているチームだという。これまで通算444本のうち、約29%にあたる128本を外しているとのことだ。
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