チェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーは、“戦友“フランク・ランパードに続いて現役を引退することは考えていないようだ。3日に英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに語った。
2001年から14年まで13年間にわたりチェルシーで活躍したランパードは、先日現役引退を表明。偉大なキャリアに38歳で幕を下ろすことになった。
ランパードより2歳若いテリーにも、現役引退あるいは移籍の形でチェルシーを去ることになるのではないかという憶測は絶えない。昨シーズン終了後には契約を1年間延長したが、クラブは選手契約をもう1年延長することは考えておらず、コーチや親善大使など別の役割を提示しているとも報じられていた。
だが、テリーは来季以降の現役続行に意欲をのぞかせている。「まだ2、3年残されていると感じている。それがチェルシーでのプレーであることを願っているが、どうなるかは分からない」とコメント。契約が延長されなければ他の場所でプレーを続ける可能性も示唆した。
今季のプレミアリーグでは開幕から4試合にフル出場したあと、負傷の影響もあり出場機会は限定されているが、その現状は受け入れているようだ。「選手としては、年を取っていくことに適応しなければならない。現実的に、毎週プレーできるだろうか? コンディションは良好だと感じているが、出場している選手たちが素晴らしいプレーをしてくれていることを受け入れるべきだ」
現役引退後のプランについては、「どこかの時点で監督をして、もう一度自分を試したいと思う」とテリー。指導者としてのキャリアにも関心を抱いている様子だが、新たな道を進み始めるのはもう少し先のことになりそうだ。
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