サンダーランドに所属する元イングランド代表MFジャック・ロドウェルは、自身の先発したリーグ戦で実に3年8ヶ月ぶりとなる白星を挙げ、プレミアリーグ最長の先発未勝利記録に終止符を打った。4日付の英メディア『BBC』が伝えている。

　ロドウェルはマンチェスター・シティに所属していた2012/13シーズン終盤に行われたウェスト・ブロムウィッチ戦に勝利して以来、先発した試合では勝つことができない時期が続いていた。2014年夏に加入したサンダーランドではこれまでリーグ戦37試合に先発して一度も勝てておらず、シティでの2試合を含めて39試合の連続未勝利。プレミアリーグの最長記録を更新し続けてきた。

　その間チームが全く勝てていないわけではなく、サンダーランドは2014/15シーズンに7勝、2015/16シーズンに9勝を挙げているが、ロドウェルはいずれの試合も欠場または交代出場。今季もロドウェルが先発した11試合ではサンダーランドは一度も勝てていなかったが、それ以外の12試合では計4勝を挙げていた。

　だが現地時間の4日には、ついにその不名誉な記録が途絶えることになった。ロドウェルが先発したサンダーランドは、アウェイでクリスタル・パレスに4-0の快勝。ロドウェルはサンダーランド加入3シーズン目にして先発での初白星を挙げるとともに、1370日間に及んだ先発未勝利期間を終えることに成功した。

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