原口元気【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第19節が現地時間4日に行われ、ヘルタ・ベルリンはインゴルシュタットに1-0で勝利を収めた。
ヘルタ・ベルリンの日本代表MF原口元気は試合開始直後に今季初ゴールを挙げた。GKからのロングボールをヴェダド・イビシェビッチが頭で逸らし、サロモン・カルーが左サイドに抜け出してボールを運ぶ。最後はカルーの折り返しを原口がゴールに流し込んだ。
このゴールは中継映像の時計だと開始から59秒、ブンデスリーガの公式記録では61秒となっている。第11節でレバークーゼンのケビン・カンプルが残した60秒という最速記録には一歩及ばなかった。
だが、原口の今季初得点はチームにとって年明けからの連敗を止める重要な決勝ゴールとなった。ブンデスリーガ公式サイトはヘルタ・ベルリン対インゴルシュタットのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に原口を選出している。
寸評では「今日はこの日本人が最も可能性のあるベルリナー(ベルリンの人)だった」と、ゴール以外にも積極的にシュートを放ったことを高く評価されていた。なお原口のMOM選出は2アシストを記録したブンデスリーガ第2節インゴルシュタット以来、今季2度目となっている。
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