今冬の移籍市場でインテルからハル・シティへ移籍したDFアンドレア・ラノッキアに対して、SNS上で称賛の声が上がっているようだ。4日にイタリアの『FCインテル1908』が伝えている。

　近年の不安定なパフォーマンスによりレギュラーポジションを掴めず、出場機会を求めてハルへと期限付き移籍したラノッキア。すると、プレミアリーグ第23節マンチェスター・ユナイテッド戦で66分に初出場を果たしたラノッキアは、最後まで相手に得点を許さず、チームの引き分けに貢献。そして、現地時間4日に行われたリバプール戦に先発出場すると、無失点に抑えた上に2点目のアシストも決め、強豪相手に2試合で勝ち点4を獲得することに貢献している。

　このラノッキアの活躍に、イングランド人もイタリア人も称賛。

「ズラタン（・イブラヒモビッチ）、（ディヴォック・）オリジ、（ロベルト・）フィルミーノ、（ダニエル・）スタリッジに何もさせなかった。おそらくこの取引で儲けたのは（ハルの）マルコ・シルバ監督だろう」「オールド・トラッフォードで勝ち点1、リバプール戦で勝ち点3。ラノッキア絶好調」「ラノッキアは（フィリッペ・）コウチーニョをポケットに入れたままだった」「インテルに連れ戻せ」などといった称賛のコメントが投稿されると、ある者はセリエAの時とプレミアリーグの時の違いを比較するために子猫とライオンの写真を載せてラノッキアのパフォーマンスを称賛している。

　プレミアリーグにスムーズにフィットしたラノッキア。果たして守備の要として、降格圏の18位に沈むチームを残留に導く救世主となることができるだろうか。

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