ゴールを決めたリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 3-0 アスレティック・ビルバオ リーガエスパニョーラ 第21節】
スペイン・リーガエスパニョーラ第21節が現地時間の4日に行なわれ、バルセロナはホームでアスレティック・ビルバオと対戦。リオネル・メッシのゴールなどでバルセロナが3-0で勝利をおさめている。
前節にベティスと引き分け、未消化分を1試合残した状態で首位に立つレアル・マドリーに4ポイント差まで開かれた2位タイのバルセロナ。ミッドウィークにはスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝1stレグの試合でアトレティコ・マドリーと対戦したばかりだが、マドリーにこれ以上差を開かせたくはないバルセロナとしては何としてでも勝ち点3を手に入れたいところ。
そのような中、ルイス・エンリケ監督は連戦が続く厳しい日程を考慮してかルイス・スアレスをベンチスタートとし、代わりにアルカセルを先発で起用する。そして、まだ招集メンバーから外れているイニエスタとブスケッツの代わりに中盤にはゴメスとラフィーニャを起用。最終ラインではマテューを左サイドバックに移動させ、ウンティティをセンターバックで起用した。
立ち上がりから両チーム共に決定機が訪れる。しかし、開始して2分にエリア内でクロスボールを受けたネイマールがシュートを外すと、その1分後にはガルシアがエリア内から放ったシュートを左ポストに直撃させ、結局両チーム共に最初の決定機を逃した。
そして迎えた18分にバルセロナが先制に成功する。左サイドをドリブル突破したネイマールからの折り返しにアルカセルが左足で合わせ、今季のリーグ戦初ゴールをマークした。
さらに40分には、バルセロナがリードを広げる。エリア外の右サイドでフリーキックのチャンスを得ると、これをメッシが直接決め、得点ランク首位に立つL・スアレスに再び並ぶ今季16得点目を記録した。
2点リードで前半を折り返したバルセロナは、後半開始からピケに代えてマスチェラーノを送り出す。そして、54分にはラフィーニャに代えてラキティッチを投入し、64分にはメッシに代えてセルジ・ロベルトを送り出した。
すると67分、相手のパスミスを拾ったビダルが相手DFを交わすと、エリア内からゴール右隅にシュートを流し込み、勝負あり。
バルセロナは3-0で勝利勝利をおさめ、悪天候により今節が延期となった首位マドリーとの差を1ポイントまで縮めている。
【得点者】
18分 1-0 P・アルカセル(バルセロナ)
40分 2-0 L・メッシ(バルセロナ)
67分 3-0 A・ビダル(バルセロナ)
【了】