アントニオ・コンテ監督とジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーのキャプテンを務めるDFジョン・テリーは、今季からチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督がもたらしたトレーニング法の変化に賛辞を送っている。英誌『GQマガジン』の2日付のインタビューで語った。
昨シーズンは低迷を味わい、最終的にプレミアリーグを10位で終えたチェルシーは、ユベントスやイタリア代表で実績のあるイタリア人指揮官に再建を託した。第23節を終えた時点でチームは2位と9ポイント差の首位に立ち、コンテ監督は見事に期待に応えている。
テリーによれば、コンテ監督はフィジカル面でこれまで以上にハードなトレーニング法を導入したが、その成果が具体的な形で表れているという。「過去の監督たちの頃に比べて、走ることは増えていると思う。ジムでのフィジカルトレーニングもよりハードになっている。コンテ監督が来て以来、みんな体脂肪率が大幅に下がったよ」とテリーは語った。
一方、戦術面でもより濃密な練習が行われるようになったようだ。「戦術練習はたくさんやっている。これまでは毎日やっていたわけじゃなかった。試合前日に、対戦相手に応じてやるくらいだったと思う。今では毎日徹底的にやっていて、チームとしてこれまで以上に整っている。何をやるべきか、いつやるべきかが正確に分かっているんだ」
現地時間4日に行われるプレミアリーグ第24節では、チェルシーは3位アーセナルをホームで迎え撃つ。タイトル争いのライバルに浮上する可能性のあるチームを叩き、また一歩リーグ制覇へ前進するチャンスとなる。
【了】