引退を表明したフランク・ランパード【写真:Getty Images】
元イングランド代表のMFフランク・ランパードが現役引退を表明したことに対し、メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズが投稿したツイートが敬意を欠くとして批判の対象となっている。3日付の英紙『ミラー』が伝えた。
ランパードはチェルシーやマンチェスター・シティなどで活躍したあと、2015年夏にアメリカへ渡りニューヨーク・シティFCに加入。MLSで1年半プレーしたあと同クラブを退団し、去就が注目されていたが、2日に現役引退を発表した。
偉大なキャリアを残したMFに対しては、SNSなどを通して世界中の選手やクラブなどから称賛のメッセージが送られている。だが、最後の所属クラブでライバルとして戦ったレッドブルズによるツイートは少々趣が異なるものだった。
レッドブルズは公式アカウントで、昨年5月のダービーマッチでニューヨーク・シティに7-0の大勝を収めた試合でのワンプレーのGIF動画を投稿。ランパードがレッドブルズの選手に股抜きされる場面の動画に、「バイ(バイ)」という軽い調子のコメントと、#NYisRED(ニューヨークは赤)というハッシュタグを添えている。
ライバルクラブでプレーした選手であったとしても、ランパードのキャリアへの敬意を欠いているとして、SNS上ではレッドブルズへの批判的なコメントが相次いでいるようだ。
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