出場停止処分を受けたハカン・チャルハノール【写真:Getty Images】
レバークーゼンに所属する22歳のトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、6年前の契約違反により4ヶ月の出場停止処分を受けることになった。2日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
同メディアによると、当時未成年だったチャルハノールは2011年にトルコ1部トラブゾンスポルへ移籍することで契約合意していたが、それを反故にしてカールスルーエと契約延長し、その後にハンブルガーSVへ移籍。契約違反だとしてトラブゾンスポルが訴えを起こしていたが、これをスポーツ仲裁裁判所(CAS)と国際サッカー連盟(FIFA)が支持し、4ヶ月の出場停止処分を下したとのこと。
ただ、独紙『ビルト』によるチャルハノールのインタビューでは「僕の父が家に来て”契約書にサインする必要がある”と言われた」と答えていることから、父親から言われた通りに書いただけで、チャルハノール本人は訳も分からず従っただけの可能性がある。また、無関係のレバークーゼンにとっては移籍期間が終了した後であるだけに代役も獲得できず、とばっちりを受ける形となってしまった。
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