岡崎も称賛する吉田の成長「麻也が中心としてCBに入っていること自体がすごい」
直近のスウォンジー戦(現地時間31日)では2失点を喫して負けた。だがその直前に吉田が出場したプレミアリーグのレスター戦とリーグカップ準決勝第2戦のリバプール戦の2試合でも、存在感を示していた。
レスター戦では、相手が低調なパフォーマンスに終始したこともあったが、常に相手の先を行ってボールをカットし、目の前にボールが来た際にははじき返し続けた。そして攻撃でも楔のパスを狙い、必要に応じてドリブルで攻めあがる姿勢も見せた。
対戦した岡崎は吉田の力強いプレーを見て、独特の言い回しで称賛した。
「麻也はプレミアに慣れている。出たり出なかったりはあるが、フォンテもいるしファンダイクもいるから控えに回っていたけど、(加入して)2~3年したころにはもうすでにプレミアに慣れていた。あとは出続けるかどうかというところだったと思う」
「いまは、ようやくその我慢がこうやって実を結んだし、(サウサンプトンは)みんなが自信を持ってプレーしている。そんな中で、ああやって麻也が中心としてCBに入っていること自体がすごい。日本人としてもっとこういう選手を増やしていかなくてはいけないと思う。どんだけすごいことしているというのは、明らかに褒め称えられるべき、称賛されるべきだと思う。ディフェンス(の選手)だとなかなか報道されにくいので、麻也も怒っていると思う(笑)」